社交ダンス界では、プロダンスインストラクター資格を有している人と、プロの競技会に出場している選手のどちらもプロとして捉えられていますが、ここではプロダンスインストラクター資格についてお話します。
プロダンスインストラクターという資格をご存知でしょうか?

これは財団法人日本ボールルームダンス連盟が承認する資格で、プロとして、社交ダンスを享受する人間の育成を目的としています。社交ダンス教室で勤務するスタッフはほとんどこの資格を有しており、プロとして最低限の知識とテクニックを学んだ証とも言えるでしょう。
プロを目指す人であれば基本的に誰でも受験資格がありますが、18歳以上でなければ認められないという年齢制限があります。また、大学や短期大学、専門学校の卒業資格が必要で、これに該当しない場合は、1年以上有資格者の下でダンス教授の補助をするという条件を満たす必要があります。

ですので、どんなに小さい頃からダンスを身につけている人であっても、高卒ですぐにプロになりたいと考える場合は、1年以上は資格を持つプロの先生と同じ教室で働くなどして学び、資格受験のための準備をする必要があるのです。
ただ社交ダンス界でのプロという定義は2種類考えられ、このプロダンスインストラクター資格を有している人と、プロの競技会に出場している選手、このどちらもプロとして捉えられます。
プロの競技会に参加するのに、資格は必要ありません。出場料を支払えばプロのノービス戦(一番ランクが低い競技会)に参加することが可能ですし、条件をクリアすればプロの選手として登録することができます。ただしプロの選手として登録した後は、アマチュアに戻ることができません。
ですので、競技会でプロとして活躍していてもプロダンスインストラクターの資格を取得していないという人も存在しますし、逆に資格を持っていても、競技会には全く出場しないプロもたくさん存在します。